Micro:bitが使いやすい理由

こんにちは、AsoBotです。
今日は、なぜMicro:bitを利用した製品を設計しているのかをお話します。

私はプログラムが苦手です。
といってもゼロからプログラムを書き上げるのが苦手なだけで、すでに書いてあるサンプルプログラムを読み解く程度はできます。
プログラミングは覚える関数(文法といった方がいいかも)が多く、使いこなせるようになる前に嫌になるというのが挫折する一つの要因だと思います。

子供を見ていても同じで、一つの関数で
「こんなこと出来るよ♪」
と教えても、関数をつなげてプログラムをまとまって動かすには高いハードルがあります。
じゃあどうしようということで、いろいろ探していくとScratchにたどり着くと思います。

Scratchはプログラミングにはとてもよいツールだと思います。
むつかしい文法を覚なくても想像したプログラムを形にアウトプットできます。
それは役割を持ったブロックを組み合わせてプログラムをしていく「ビジュアルプログラミング」ということができるからです。

これは子供のプログラミングにとっても非常に有効です。
自分がパソコンに使われるではなく、使いこなしているという感覚で思い通りに動く、これが一番大事だと思います。
それにゲーム感覚で扱る点で楽しく論理的思考を学習でき、その延長線上にプログラミングがあるということを学べます。

では次にMicro:bitについてですが、これはScratchのような「ビジュアルプログラミング」で同じようにプログラミングできます。
そして、プログラムしたものを現実の世界で動かしたり、光らせたりできます。
ここがMicro:bitの優れている点です。
現実に動くものを作るためには、マイコンを使用します。
マイコンは簡単にいうと自分でプログラムしたものを動かすための部品です。
スマホやテレビ、冷蔵庫や電子レンジ、あらゆる電子機器に組み込まれています。
なのでマイコンを扱う技術を専門的には組み込み技術といい、電気メーカーでは非常に重要な役割を持っています。
この組み込み技術を直接体感できるのがMicro:bitです。

Micro:bitを使えば簡単な「ビジュアルプログラミング」で現実のものを動かすことができ、考え方を発展させれば遊びにも利用できます。
子供たちにはこの、遊んで学ぶということが非常に大切だと思います。

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